参議院選挙に向けたテレビ報道の変化は、日本の情報環境に複数の側面で影響を及ぼす可能性があります。

まず、テレビ局はこれまで選挙期間中の報道を大幅に控える「自主規制」を行ってきました。
しかし、2024年の兵庫県知事選挙でSNSが初めて候補者に勝利をもたらし、
SNSが政治を動かすメディアとなったことが、テレビ局が影響力低下に、
危機感を抱くきっかけになったとされています。
この反省を踏まえ、TBSの井上アナウンサーは、今後は参議院選挙期間中も選挙報道を

「しっかりやっていこう」とコメントし、
日本新聞協会も
「公平性を過度に意識せず選挙中も積極的に報道」していくと表明しました。
これは、これまで公平性を重視するあまり、選挙期間中にほとんど何も取り上げなかった状況からの、
大きな転換であり、
一部では「ほぼ偏向報道宣言」と解釈されています。
欧米ではテレビ局ごとに支持政党が明確で、肯定的な報道や反対側への批判も行われますが、
日本では「公平平等に」という建前でした。
このようなテレビ報道の変化は、日本の情報環境に以下のような影響を与える可能性があります。
情報源の多様化と偏向の顕在化
今後、日本のテレビ局でも特定の政党に偏った報道が見られるようになる可能性があります。
これにより、有権者は情報を得る際に、
これまでの
「テレビは公平」

という前提ではなく、
各局の報道姿勢を考慮する必要が出てくるでしょう。
視聴者の情報判断能力への影響
最も懸念されるのは、
日本の視聴者が長年
「テレビは正しいことを伝えるメディア」という

「洗脳」を受けて育ってしまっている点です。
欧米の視聴者はテレビ局の性質を理解し、自分で情報を比較判断する意識があるのに対し、
日本の視聴者は、テレビが特定政党に偏った情報を流した場合に、それを真実として受け入れてしまう危険性があると考えられています。
SNS・YouTubeへの批判の激化と情報遮断
:テレビ局は、選挙報道の姿勢を変える一方で、SNS や YouTube に対する批判を一層強めています。
例えば、日本テレビの「ニュースゼロ」では、

YouTubeの情報を
「ファンタジー」と表現し、
「デマだらけ」「フェイク情報」であると
繰り返し報道しています。
さらに、
「フェイク情報は真実の6倍の速さで拡散」
されるという表現を用い、ネットを見ない層には
「ネットはデマしかないから見ないように」と促すだけでなく、
ネットを見ている家族や友人から、情報が伝えられる場合も、
「デマだから気をつけろ」と、
外部からの情報を完全にシャットアウトするよう念入りに注意喚起していると指摘されています。
これはマルチ商法や宗教の勧誘の手口に類似しているとも言われています。
政治による情報操作の背景
自民党は2013年の参議院選挙のために
「Truth Team」(T2)と呼ばれる
ネット対策専門のチームを立ち上げました…。

このチームの目的は、ネット上の「誤解に基づく情報」を正確な情報で修正し、
「なりすまし、違法な書き込み」に対応することでした。
このT2という自民党のネット対策プロジェクトは、電通からの提案で始まり、
表向き選挙戦後に解散したとされますが、
実際には現在も毎年自民党から電通に発注され続けていることが判明しています。
電通は自民党のネット対策において、
なども請け負っており、
「安倍政権の情報操作部隊」
というべき存在になっているとされています。
このような情報操作の背景がある中で、テレビ局が特定政党への偏向報道に踏み切ることは、
情報環境全体における信頼性の問題を引き起こし、政治的な意図を持った情報が、
これまで以上に影響力を持つ可能性を示唆しています。
テレビ報道のSNS操作と選挙への影響
特に、参議院選挙を前に、
日本テレビ(日テレ)や TBSが、
SNS や YouTube の情報を「信頼できないもの」として描くキャンペーンを展開し、
テレビのみを視聴する層への影響を懸念しています。
この動きがオールドメディアが選挙報道で SNS に敗北したことへの、
強い反逆心の現れだと考えます。
たしかに、マスメディアがSNSに負けたと言い出すなど、自らの影響力低下に危機感を抱いている様子がうかがえる場面も何度もありました。
TBSや日本新聞協会が、
「公平性を意識せず積極的に選挙報道を行う」
と表明したことを、
特定の政党への偏向報道の宣言
と捉えています。
最終的に、
日本におけるテレビ視聴者の
「テレビが真実を伝える」
という長年の認識が欧米とは異なり、
このような偏った報道が、私たち日本人をある意味
「洗脳してきた、世論を誘導してきた」ことは紛れもない事実なのです。
これらの変化は、日本の情報環境が大きな転換期を迎えていることを示しており、
有権者には、これまで以上に多角的な視点から情報を収集し、
自ら判断する選択する能力・力を身に着けてほしいと切に願っています。
この私のブログが、皆さんの思考プロセスに少しでもお役に立てれば幸いです。



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